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YUKARI TELEPATH -Coaltar of the Deepers- レビュー

YUKARI TELEPATHはCoaltar of the Deepers(COTD)の2007年のアルバムです。

 

YUKARI TELEPATH

YUKARI TELEPATH

  • アーティスト: コールター・オブ・ザ・ディーパーズ
  • 出版社/メーカー: ミュージックマインID
  • 発売日: 2007/07/04
  • メディア: CD
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  1. Introduction of Zoei
  2. Zoei
  3. Wipe Out [retake]
  4. Water Bird
  5. HEDORIAN FOREVER
  6. Aquerian Age
  7. AUTOMATION STRUCTURE
  8. Interlude
  9. Lemurian Seed
  10. AOA
  11. Yukari Telepath
  12. CARNIVAL
  13. EVIL LINE
  14. Ribon no kishi
  15. DEEPLESS

 

2019年の今から振り返るともうだいぶ古いアルバムになるのですが、COTDとしては未だに最新アルバムというなんとも寂しい状況、最近シングルのリリースはあったものの、新しいアルバムが待ち遠しいです。

 

さて、このアルバムですが、一聴してまず耳を引くのが曲のバラエティの豊かさです。COTDはジャンル的にはシューゲイザーやメタル、ハードコアに分類されることが多いようですが、本アルバムではそのようなジャンルの壁を嘲笑うかのように様々な曲調を奏でています。

 

とはいえ単純にとっ散らかっているアルバムというわけではなく、どこか近未来感、エレクトロ、スペーシーな要素で一本筋が通っている印象があります。

また、COTDのボーカル、ナラサキさんは言ってしまえば細く可愛らしい特徴的な声の持ち主のため、この声が乗っていればCOTDだと言えるような強い個性のひとつになっています。

 

曲調としては本当に様々で、ゴリゴリのリフが印象的なZoeiから始まったかと思えば、Wipe Out [retake]では三味線の音がイントロで流れたり、Aquerian Ageではエレクトロな質感を強めた曲調へとシフトしたり、Lemurian Seedではシューゲイザーに戻ってきたりと、非常に耳を楽しませてくれます。

 

アルバム全体としてみても、前述したような多少のまとまりのなさはあるものの、一曲一曲のクオリティが高く、通して聴いて非常に楽しめるものとなっています。

COTDはアルバム毎に作風が大きく異なるのも特徴なので、YUKARI TELEPATHで興味を持った方は過去作を聴くと全く違った楽しみが得られると思います。

 

ただ、過去作は軒並み廃盤となってしまっていて手に入りづらいのが辛いところなので、どうしても我慢できない方は配信などで聞いてみてください。