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くっつく缶ケースを使ったイヤホン収納壁の作成

[Tips] くっつく缶ケースを使ったイヤホン収納壁の作成

自分のツイートの中ではかなり多めに「いいね」をもらえた、ダイソーの「くっつく缶ケース」を使ったイヤホンの収納についてブログでもまとめておきます。

■この収納法のメリット / デメリット

□メリット
  • 飾っていて映える。コレクション欲が満たされる。
  • 聞きたいイヤホンがすぐに取り出せる。
  • 缶ケースのまま外に持ち出せる。
  • ダイソーで売っている商品のみで比較的低コストで作れる。
  • (よほど精度を求めたり綺麗に作ろうとしない限りは)簡単に作れる。
□デメリット
  • 収納できるイヤホン数の割に面積を取る。
  • 筐体が大き目(特に厚み方向について)のイヤホンの場合、缶ケースがしっかりと閉まらず収納できない場合がある。

■素材・道具

素材は2022/01/17現在、全てダイソーで調達可能となっています(店舗によっては置いていない可能性もありますのでご注意ください)。

□収納壁側素材
  • コルクボード片面(300円)× 1
  • マグネット補助プレート 2枚セット(100円)× 6
  • 瞬間接着剤(100円)× 1 ※木材を接着可能なもの

計 : 1000円

□イヤホンケース側素材
  • くっつく缶ケース(100円)× 12
  • フェルト(100円)× 1 ※缶ケースの底に敷く必要が無い場合は不要
  • 除湿シート(100円)× 1 ※12ピース1セットではないものもあるので注意、除湿する必要が無い場合は不要

計 : 1400円

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合計 : 2400円

□道具
  • 油性ペン
  • ガムテープ
  • 定規 または メジャー
  • 細い紐 ※以下の作成では用意していなかったため使用していませんが、使用した方が簡単に作成できます。

■作成手順

1. マグネット補助プレート貼り付け位置決め

マグネット補助プレートのコルクボードへの貼り付け位置を決定していきます。コルクボードの枠にガムテープを貼り付けて、油性ペンで目印を入れていきます。計算することで均等な貼り付け位置を割り出すこともできますが、私はおおよその感覚で枠の外側から測って以下の位置に目印を入れています。

  • 縦(長さ 60cm): 10.0cm, 23.5cm, 36.5cm, 50cm
  • 横(長さ 40cm): 8.5cm, 20.0cm, 31.5cm

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2. マグネット補助プレートの貼り付け位置への仮配置

1でつけた目印を元にマグネット補助プレートをコルクボード上の実際の貼り付け位置に仮配置していきます。仮配置する際にマグネット補助プレートの裏面の両面テープのフィルム部分を剥がし接着できるようにしておくと、後の工程で貼り付け位置をマーキングする際にズレづらくなるので作業が簡単になります。

※両面テープはコルクボードによほど強く押し付けない限りは簡単に剥がすことができます。そのため、実際に張り付ける際には瞬間接着剤での接着が必要となります。

また、1でつけた目印位置を直線で結ぶように縦横に交差するように紐を張っておくと、紐の交点部分が貼り付け位置の中心となるため、コルクボード上へのマグネット補助プレートの仮配置が非常に簡単になると思います。

※私は作成時に紐を用意していなかったため、添付している写真では紐は利用していません。

仮配置後はズレが無いか全体を見て確認しましょう。

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3. マグネット補助プレート貼り付け位置のマーキング

コルクボード上に仮配置したマグネット補助ボードが動かないように押さえながら貼り付け位置を油性ペンでマーキングします。マーキングのやり方は貼り付け位置を特定できるようになっていればどのようにするかは自由ですが、私は四隅をマーキングしています。

※貼り付け位置中央付近に黒い点のマーキングがあり、これはマグネット補助プレートを仮配置する前に目印にしようと思って入れたものですが、ほとんど役に立ちませんでした。この中心位置のマーキングを入れるくらいなら、前述したように枠に紐を張って、紐の交点とその下に潜り込ませたマグネット補助プレートの中心位置を重ねるようにして仮配置していくのをおススメします。f:id:AruponnDX:20220117092855j:image


4. マグネット補助プレートのコルクボードへの貼り付け

3で入れた貼り付け位置のマーキングを参考にして、瞬間接着剤でマグネット補助プレートをコルクボード上に張り付けていきます。この際に以下の2点を注意してください。

  1. 仮配置時にマグネット補助プレート裏面の両面テープのフィルムを剥がしていない場合は、忘れずに剥がしてから瞬間接着剤で張り付けること。

  2. 1か所の貼り付けに瞬間接着剤を使いすぎないこと。はみ出して汚くなるだけでなく、瞬間接着剤の量がギリギリのため、12枚張り付ける前に瞬間接着剤が切れてしまう可能性があります。

張り付け後、瞬間接着剤がしっかり乾燥するのを待てば収納壁側は完成です。

5. 缶ケース内に敷く布(フェルト)の切り出し

※この手順は缶ケース内に布(フェルト)を敷く必要ない方は不要です。

紙に缶ケースをあて、油性ペンで周囲をなぞって型取りをします。

※缶ケースの底の半径を測ってコンパスで円を描いてもOKです。

型取りができたら紙から切り出して型紙にします。ガムテープを輪っか状にして、出来上がった型紙とフェルトを貼り付け、型紙に沿ってフェルトを円状に切り出します。

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6. 吸湿剤とフェルトの配置

除湿シートから吸湿剤部分切り出し缶ケースの底に配置し、その上に5で切り出したフェルトをかぶせます。

※除湿不要の方はフェルトのみ配置してください。また、吸湿剤が直接イヤホンなどに触れるのを避けるためフェルトの下に配置していまが、そのあたりは好みで調整してください。

これでイヤホンケース側も完成です。
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7. 設置

収納壁を好きなように設置・固定し、イヤホンケースを底のマグネット部分で張り付けてください。f:id:AruponnDX:20220117092841j:image

以上でくっつく缶ケースを使ったイヤホン収納壁の作成は完了です。

おつかれさまでした。